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(NPO)kids

1998年の春。社会福祉研究会で自分が所属していた窓愛園を通じて、『(特活)Kids』の主催する『TDL(東京ディズニーランド)プロジェクト』を知りました。

施設で暮らす子どもたちとディズニーランドで遊ぼうという企画で、当日ボランティアを募集していて、さっそく申し込みました。


1人の子どもに1人のボランティアが付き添います。当日は気持ちの良い快晴で、決められた時間にディズニーランドに向かいました。そこで、ボランティアと子どもの顔合わせがありました。

自分とペアになった4歳の男の子・T君は、とにかく元気いっぱい。数人のグループで行動するはずが、とにかく動き回るのが好きで、何度もはぐれそうになります。


乗り物よりも、町並みそのものが珍しいようで、興味のままに駆け出し、自分にとっても不案内なディズニーランドの中で、ついにグループのメンバーとはぐれてしまいました。

スタッフの方と連絡を取り、2人して迷子ルームで待ちます。そこもやっぱり夢の国でした。彼のおかげで、ちょっと貴重な経験もできたかな。


結局、振り回されっぱなしの1日。さすがに最後は2人とも疲れきり、最後まで、言葉を通してのコミュニケーションはあまり取れませんでした。落ち着いた子を横目に、「大変だ…」と思った瞬間もありました。


でも、T君との思い出は、なぜか心に残っています。こちらの勝手なイメージを押し付けず、1人の人間として向き合うことの難しさを知った1日でした。


翌年はチームリーダーとして、直接の担当は持たず、裏方に回りました。就活中ということもあり、深くは関われませんでしたが、社会人ボランティアの皆さんが、1年前から準備し、直前は寝る間も惜しんで、1つのプロジェクトを作り上げていく姿勢にとても感動しました。


近年、『CSR(企業の社会的責任)』という言葉が定着してきて、大企業は「いいこと」の宣伝に躍起になっているようです。

その方向性には興味があり、「企業とNPOのマッチング」を進めていければと考えています。同時に、企業は人を雇用すること、従業員の雇用の質を守ること、それが何よりの社会貢献、という気もします。


(特活)Kidsに関わる社会人ボランティアの皆さんからは、仕事もプライベートも充実している、といったエネルギーが伝わってきました。安心してボランティアができるのは、雇用の質が守られていたことの証だと思います。


最近の紡の勉強会で感じることは、雇用の質を守るには、雇用主だけでなく、従業員の意識がとても大切だということです。

自分をきちんと律すること。他人にきちんと要求していくこと。同僚や仲間を大切にして、自分の居る場所から、つながりを深めていこうと思っています。

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