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夫婦で世界一周自転車旅行

社会福祉研究会の友人と数年ぶりに再会しました。学生時代の話も懐かしく、同期や先輩・後輩の近況を交換したり、言語聴覚士の話などとても興味深く聞けました。


たまたま自転車旅行の話になり、友人の友達が夫婦で世界一周自転車旅行中と知り、とても驚きました。夫婦で、自転車で世界一周。すごいなぁ。思わず、東南アジア青年の船の我らがリーダーで、世界一周自転車旅行の経験者でもある坂本達さんの話をしました。


自宅に戻り、友人に教えてもらったお2人のサイトを検索。ようことひろの自転車ぐるぐる世界旅という、かわいらしいデザインの素敵なサイトでした。きれいな写真や役に立つ現地レポートを読んでいると、リンク先に坂本達さんの名前を発見。また、お2人の友人が青年海外協力隊でケニアに赴任中など、思わぬつながりに嬉しくなりました。


2008年10月から4年半の計画とのこと。まずはお体を大切に、無事に帰国されますように!


→ようことひろの自転車ぐるぐる世界旅
 http://yokoandhiro.com/

日本縦断自転車旅行

青年海外協力隊の任期も終わる頃、漠然と帰国後のことを考え始めていました。海外経験を通して強く思ったのは、「日本のことを全然知らない」ということでした。

「次は民間企業で働こう。でもその前に日本をもっと見てみたい」という思いがあり、帰国後すぐ、まだ日本を新鮮に感じられるうちに、少し時間をかけて日本を見て回ろうと考えました。


交通手段は、JRの『青春18切符』も考えたのですが、最終的な結論は『自転車』でした。

「時間と体力がある今しかできないこと」であり、「自分の足で、体で、日本の広さを実感したい」と感じたこと。そして、「この経験は話のネタになる!」という想いからでした。


帰国後、実際の準備期間はほぼ 1週間。家族はなかばあきれていたようですが、次は国内だったので大目に見てくれたのでしょう。

インターネットでいくつかのサイトを眺め、本屋で自転車の候補を探し、実際に自転車屋で自転車と必要なパーツを決めました。

地元の自転車屋は、日本縦断のことをあまり本気にしてくれなかったようで、換えのチューブの必要性も聞かされず、パンク修理の方法も教わらないまま(ママチャリとやり方が違うことを知りませんでした)、出発当日を迎えました。


旅に出てまず気づいたことは、日本中にたくさんの旅人がいることでした。路上で、休憩スポットで、観光地で、宿で、ほとんど毎日、旅人との出会いがありました。

通り過ぎるだけの人もたくさんいましたが、中には言葉を交わしたり、少しの時間同行した人も。同じチャリダー(自転車旅行者)には特に親しみを覚え、すれ違うだけでも元気をもらえました。


もう何年も日本中を旅している人もいました。それも何人も。この日本に、そんな生き方があるんだと知れたことで、自分の心が少し豊かになった気がします。今でも、街中でチャリダーを見かけるたびに、彼らの背景や人生を勝手に想像しては楽しんでいます。


当初の予定では、山越えで博多まで行き、フェリーに乗って一気に北海道へ。札幌から南下し、友人を訪ねながら九州に戻ってこようというアバウトなもの。期間も2か月くらいを想定していました。

出発は8月後半で、11月を過ぎると寒くて自転車旅行は無理だろうと予想したためです。


結局、自転車旅行には4か月かかりました。日本縦断には、3か月弱。

北海道・室蘭に着いた日の夜、北海道一周を終えたばかりのチャリダーから、「日本縦断というなら、北海道の最北端・宗谷岬から、鹿児島の最南端・佐多岬まで行くもんだよ」と言われ、その気になったものの、北海道の広かったこと…。日本縦断のスタート地点にたどり着くまでに、2週間かかりました。

また、「こんな旅は、もう二度とできないかもしれない。」と、なるべく海岸線に沿って移動したり、日本海に浮かぶ島にもいくつか渡り、その分時間もかかりました。


旅を通して、普段自分が使っている道が、実際に日本中につながっていることを実感しました。

たくさんの神社や仏閣、パワースポットをめぐり、土地の神様に触れ、とても世俗的・地域的な日本の文化を垣間見た気もします。

日本の地形がとても起伏に富んでいて、さまざまな気候、そこに住む人の言葉や食べ物があることも体感しました。


自転車旅行は、とてもぜいたくな旅です。上り坂があれば下り坂があり、向かい風があれば追い風もあります。ただひたすら、自然と対峙する旅。

ほとんどの時間は無心でペダルをこいでいますが、知らず知らず、自然とは何なのか、そこにどんな意思が働いているのか、そして人生とは何なのか、そんな問いかけが自然と心の内側から湧きあがってくるような、素敵な瞬間があります。

機会があれば、またチャレンジしてみたいものです。

旅の宿体験、未来へ

昨晩から1泊、5人の来客を迎えました。自分と相方の友人を家に招くことはよくありますが、泊まってもらったのは数か月ぶりかな?

1人はブルネイからのお客さま。遠路はるばる、長旅にもかかわらず、ようこそ。1人1人が素敵なメンバーで、空が白んでくるまでゆっくり楽しく話しました。


今までの自分の経験も含め、寝たい人が寝られる空間を作ることが大切だなぁと感じています。続きの二間で、決して広くはない家ですが、布団と少しの暗がりがあるだけでも全然違います。とは言っても、昨晩はみんな朝まで起きていましたが…。


お昼まで寝て、うどんを食べて、夕方まで話は尽きず。ただ、元チャリダーとしては、1人で居ても違和感のない空間も大切にしたいところ。子どもの遊び場のような雑多な雰囲気って良いよなぁ、などと、妄想を膨らませていました。


日本縦断自転車旅行の時にお世話になったたくさんの宿。いつか、あのような空間作りに自分も参加できたらな、と改めて思った1日でした。それにしても、ブルネイのM君が見た、日本の満員電車の衝撃は、何度聞いても本当に面白かった!

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