目次

国連クラシックライブ - フラヒのふろく > 全記事 > 感性を磨く

農村の日々のあれこれエトセトラ

記事一覧

ホーム > 全記事 > 感性を磨く > 国連クラシックライブ

国連クラシックライブ

1999年の春。就職活動の真っ最中の頃、『パパ・タラフマラ』の演劇ワークショップ仲間の友人から「一緒にミュージカルに出ない?」と連絡が。

数か月前まで演劇にさえ触れたことのなかった自分でしたが、その頃は「とにかく新しいことに何でも挑戦したい!」と燃えていました。とはいえ、ミュージカル…。引ける腰に鞭打って、まずは説明会に参加することになりました。


『国連クラシックライブ』が主催する『赤毛のアン』。いざ会場に行ってみると、「バレエ習ってました」「舞台やってます」といった女性が半分、「何だか面白そう」といった女性が半分。

…男性は、本当に数人。しかも、絶対役者っぽい人(偏見)です。歌は好きだけど、無理だな~と、友人とすごすごと帰宅しました。


今ふり返っても、なぜだか分かりません。ただその頃から、ある状況になると、心の中のもう1人の自分がささやきます。「本当に良いの?」「参加したら楽しいよ。絶対。」

それはかなり言葉巧みで、参加しないとなんだかとても損をするような、そんな不思議な気持ちになります。


その時も心の声を断りきれず、また一方では、自分と全く縁のなかった世界に飛び込むことにわくわくして、参加することになりました。

直感を信じる、運命に身をゆだねる、来た電車に飛び乗ってから行き先を見る、そんな感覚で、それは自分の20代を貫いていた一番の信条かもしれません。


結局友人はパスし、自分1人で参加。3か月後の公演に向け、猛特訓が始まりました。特訓の成果…ではなく、男性が圧倒的に少なかったこともあり、セリフ(一言)付きの役までもらえることになりました。

そこで知り合った友人(男)と2人でバレーシューズを買いに行き、研修所で練習合宿。ターンができずにくらくらしながら、自宅の鏡の前でも振り付けを確認する日々を送りました。


そうして迎えた本番は、「気持ち良い」の一言。たくさんの観客の前で、スポットライトを浴びて、思う存分歌い、踊り、セリフ(一言)を言い、満喫しました。

歌や踊りが上手になった、とはとても言えませんが、共演者とも良い関係を築け、楽しい人生の1コマを作れたと思っています。


このことがきっかけで、青年海外協力隊の帰国後は『UpWithPeople』に参加しようと考えたこともありました。今は、コモンビートの活動にも共感しています。


自分の気持ちをいつも後押ししてくれる、あの「声」。人見知りをする自分にとって、新しい場に参加することは、最初はつらいことが多いのですが、結局は参加して良かったものばかり。

素直に感謝しつつ、「声」をいつでも聞けるように、自分の感覚を研ぎ澄まし、「声」にしたがって動けるように、周りとの良い関係を築く努力をし続けたいと思います。

タグ:20代 舞台

トラックバック一覧

コメント一覧