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就活(就職活動)

1998年の秋。学内にちらほらと「就職説明会」の文字が出始める頃。自分の進みたい道はまだまだ漠然としていましたが、何となく「研究者・技術職ではないかも…」という想いもしていました。

幸い、学内の就職課がかなり充実しており、独自の説明会を何度か開いてくれました。


その中で、自分の志望を見つめなおし、「青年海外協力隊に行きたいが、就活も必要ではないかと迷っている」と相談し、「だったら青年海外協力隊を第一志望の企業と考えて、就活を進めたら」とアドバイスをもらえたことがとてもありがたく、時間の許す限りとにかくいろんな業種・職種を見て回ろうと思いました。


自分の興味の有無や、企業側の熱意の差はありましたが、全体として、新しい世界に触れる経験はとても刺激的でした。こうなったら就活を最優先にして、とことんやろうと決めました。


当時、定着しつつあった『リクナビ』『マイナビ』などで企業説明会を探しては、スケジュールを埋める日々。会場はほとんど東京都内のため、渋滞を避け、早朝のバスで都内に向かい、2~3社を回り、夜のバスで大学に戻ってから、これまた定着しつつあった電子メールを確認する毎日が続きました。


ふり返ってみれば、とても充実した日々なのですが、かなり参った時期もありました。『就職超氷河期』という見えないプレッシャーからか、説明会や選考会場の雰囲気は重く、体力的にも精神的にも疲れることも多かったです。


でもそれ以上に刺激的だったのが、新しい人との出会いです。全くのゼロからのスタートだという開き直りからか、初めて名刺を作った嬉しさからか、就活イベントや説明会場で話しかける中で、いろんな人と知り合い、情報交換や、悩み・迷いを相談し合いました。


いくつか思い出深い団体があります。『Jobweb(ジョブウェブ)』では、初めて「就活イベント」に参加。就活を楽しんでいる人たちに触れ、その後の原動力となる大事な出会いもありました。

申し込み時に希望職種を聞かれ、何も考えず「コンサル」と書き、話がかみ合わずちんぷんかんぷんだった、という苦い思い出もありますが…。


『パフ』は最もお世話になった団体の1つです。他の就職支援企業とは明らかに違うスタンスが新鮮で、「就職塾」に参加。就活後にはインターンに参加したり、1年下の後輩のイベントではパネラーを務めたりもしました。


一世を風靡した就職本『面接の達人』は、型どおりを好まない自分にこそ向いている本だったのかもしれません。エントリーシートを書くのに、つまりは自分を見つめなおすのに、ずいぶんと役に立ちました。秋に行われた、おまけのような「内定者パーティー」でも、貴重な出会いがありました。


説明会を含めれば、接触を持った会社は100社以上だったと思います。それでも、全国にある400万社からすれば、ほんのひとにぎり。

そんな中から縁のあった会社の1つでは、内定者が『ビッグバンファクトリー』というイベントを企画・運営するという、面白い機会もありました。


その他の会社も、青年海外協力隊の選考結果が出るまで返事を待っていただくなど、就活には会社との出会いもあること、そして自分と会社との相性というものもあることを実感しました。


あれから10年。ともに闘った(?)仲間たちは、バラエティのある人生を送っています。たくさんの友人と会社に出会えたことも事実。「人格を否定された」と、後々にまでトラウマを残す人もいるくらい、すさまじい競争という一面があったことも事実です。

そして最近、就活中の学生と話していても、同じような悩みを持っている人が多いことに気づかされます。


本来、この「どう生きるか」という悩みは、一生持ち続けるものなのに、就活の時期に集中してしまうことに、そもそものずれがあるのかもしれません。

もっと率直に、あらゆる機会に、自分の生き方を見つめなおす機会を作る。身近なところから、そんな場や雰囲気を作っていきたいと思っています。

タグ:20代 就職活動

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