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学ぶ青年全国集会

1998年の夏。大学生活も後半となり、学内での人間関係は充実してきていた一方で、少し学外にも目を向けたいと思い、情報を探していた頃。普段なら目に留まらないような、1枚のチラシを見つけました。

『学ぶ青年全国集会』。文部科学省が主催していた事業です。ど直球のタイトルがかえって新鮮で、1人旅すらしたことのなかった自分にとって、政府の事業は安心感もありました。


会場は国立磐梯青年の家。初めて訪れる福島県にわくわくしました。開会式では、参加者の年齢が実際より高めに見え、「場違いかも…」と不安になりながら始まりました。


実際、地域活動や青年団体のリーダー、市町村の職員などの参加者も多く、分科会でも、現場に即した熱い議論が行われました。自分には、ただただ圧倒された印象が残っています。


そのエネルギー・ノリは夜も健在で、飲み明かし、語り明かす参加者の中で、呆然としながらも、自分なりの考えを話したりしました。特に年齢の近い人たちとは、その後も連絡を取って近況を報告し合ったりしました。

何より、こういう場があることがとても新鮮だったのを覚えています。会が終わる頃、「じゃあ来年!」「また北海道で!」などという挨拶が交わされ、驚きました。


学ぶ青年全国集会は、その後まもなく終了。青年の家が統廃合され、ユースホステルの閉鎖も続くなど、最近は青年が集う場が集客力を持ちづらい状況が続いています。

もしかしたら、国際交流やワークキャンプ、インターネット上のSNSなど、若者の興味は変わりつつあり、同様の場は別のところに移っただけなのかもしれません。

ただ、全国から同世代の参加者が集い、それぞれの現場の情報交換をし、直接顔を合わせて議論しあえる場として、学ぶ青年全国集会のような場が選択肢にあるのは、意味があることだと思います。

タグ:20代 講座

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