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開発教育とは

開発教育とは、開発をめぐるさまざまな問題を理解し、望ましい開発のあり方を考え、共に生きることのできる公正な地球社会づくりに参加することをねらいとした教育活動です。(『開発教育協会』サイトより抜粋)


開発教育には様々な定義や概念があります。その中で、開発教育の起こりから現在までの流れを簡単にあらわしているものとして、分かりやすいと思ったものを簡潔に紹介します。それは、開発教育を3分野に分けています。


第1分野は、「途上国の現状」です。第2次世界大戦後、世界中の国は『先進国』と『開発途上国(発展途上国)』に分かれ、先進国から開発途上国への「開発援助」が盛んに行われるようになりました。

1960年代頃から、開発途上国でのボランティア活動などに従事した、国際機関、NGO、青年海外協力隊などの経験者を中心に、「開発途上国の現状を知ろう、伝えよう」という動きが盛んになり、その中で『開発教育』という分野・概念が生まれました。


第2分野は、「世界の構造」です。開発途上国の現状を知る中で、開発途上国の貧困やさまざまな課題が、先進国のライフスタイルと深く結びついていて、その課題を解決するためには先進国の人々の行動が欠かせないことに気づきます。

それを世界の「構造」の問題として捉え、「世界の構造を知ろう、学ぼう」という動きが、『開発教育』の中に生まれました。


第3分野は、「足元からの実践」です。世界の構造を知るにつれ、開発における様々な課題が「自分」の行動と強くつながっていること、同時にその解決は複雑でとても困難であることに気づきます。

その上で、自分の属する地域やコミュニティなどを通して、様々な課題の解決に向けて、「足元からの実践をしよう、行動しよう」という動きが、『開発教育』の中に生まれています。


上記の3つの分野は、密接に関連しており、それぞれの研究者・学習者にも、他分野への知識や理解が求められています。特に第3分野の「実践」は、現在進行中の様々な課題を取り扱う『開発教育』に不可欠な視点・取り組みだと考えています。

タグ:開発教育

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