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オルタナティブ経済(alternative economy)

紡[つむぎ]のミーティングに参加しました。今日のテーマは「オルタナティブ経済(alternative economy)」。主宰のいるま君の発案です。


オルタナティブ経済の定義は様々ですが、特に現状の「自由主義経済」「グローバル資本主義経済」に対する代替経済を指すことが多いようです。その例として、フェアトレードや生協、共済、社会的企業などが挙げられ、メンバーそれぞれの考えや実践を共有しました。


長年、ホームレスの支援活動に取り組むNさんからは、「日本のオルタナティブ経済では、”目的(どんなことを)”は問われているが、”方法(どうやって)”が問われていないのでは」という問題提起がありました。

例えば、社会貢献を目的としている株式会社の場合、その「目的」に関しては「利益至上主義」へのオルタナティブだとしても、その「方法」(意思決定の流れや、責任・配当の格差)に関しては、他の企業と同じところがほとんどなのだそうです。


同様に、今の生協やNGOでも、特に組織が大きくなるほど、その「方法」は企業と変わらなくなってきているとのことでした。その意味では、「共産主義」のようなインパクトのあるオルタナティブにはなり得ていないのかもしれません。

とはいえ、「共産主義」はほとんど全て自壊しました。既存の共産主義は、「利益至上・資本主義経済」に対するオルタナティブにはなり得なかったのだと思います。


行き過ぎた資本主義に対抗するには、「アンチ(anti)」(労働組合運動やセーフティネットの構築)だけでなく、やはり「オルタナティブ(alternative)」(メンバーの参加や配当に関する新しい方法)が必要なのでは、という意見も出ました。ヨーロッパなどでは、すでにその取り組みが始まっているそうです。


これからは、NGOや社会的企業を応援する際に、その「目的、理念」だけでなく、「組織の運営方法(意思決定や配当など)」にも、もっと注目していこうと思います。

タグ:反貧困

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